「知は力なり」

16世紀、フランシス・ベーコンが遺したこの格言は、現代においてもなお含蓄に富んでいます。
読んで字のごとく、「知る」ことがすなわち「力」を得ることであり、敵の正体を知れば、得体の知れない恐怖から逃れられたり、先回りして対策を打つことが出来ます。

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知ることから始めよう!認知症のこと、予防のこと

10/30(水)市川文化会館で「いきいき生きがいプロジェクト@いちかわ」が主催するイベント「いきいき認知症予防」が開催されます。

こちらのイベントは、認知症がどういうものかを知ってもらい、適切な予防方法を楽しく紹介することが目的です。

認知症とは、病名ではなく、脳内の神経細胞が低下し、日常生活や社会生活に支障をきたしている状態を指し示しています。

人によってその症状は様々です。抗認知症薬などにより機能が低下するのをゆるやかに出来る場合もありますが、完全に治療する薬や療法は今のところないというのが現状です。

団塊の世代が全て後期高齢者(75歳以上)に達する「2025年問題」。
2012年462万人だった認知症患者の数は、2025年には700万人を超えると推計され、実に65歳以上の5人に1人が認知症の時代を迎えるという予測が出ています。【データ出展:内閣府】

認知症の患者本人はもちろんのこと、その家族の生き方や人生設計が大きく変わることを余儀なくされます。

なってしまうその前に。前もって準備しておくことが大事

「今回のイベントは幅広い層に来ていただきたいのですが、その中でも特にネクストシニア、つまりこれから親の介護が必要になり、将来的には自分自身も高齢者の仲間入りをする世代に訴求出来たら嬉しいです。この方々に認知症はどういうものかを知っていただき、必要以上に恐れることなく、準備を進めるお手伝いがしたいと考えています」(いきいき生きがいプロジェクトの代表を務める岩井ますみさんの談)

「その時は突然やってきます」

かつて親の介護を経験した岩井さん自身、最初はその現実を受け止めることが辛く、毎朝起きるのが苦痛だったと当時を振り返ります。

いざその渦中にあるとき慌てて準備するのは難しいことです。そうなる前に認知症に対する知識を深め、どういう予防方法があるかを紹介したい、と岩井さんは説きます。

座学あり、体操あり。2時間のイベントはこんな内容です

約2時間のプログラム概要は以下の通り。(※敬称略)

  • 1.講演「認知症とは」 面野 寛(市川市認知症相談医)
  • 2.「ピンコロ体操」 五関 雅子(健康運動指導士)
  • 3.「おしゃれで脳トレ」 岩井ますみ(認知症予防専門士、カラーコーディネーター)

面野先生は、外来だけではなく、長らく24時間医療の在宅介護に注力してきた認知症の相談医です。

前半では、面野先生が医師の立場から認知症がどのようなものか事例を交えて詳しく説明します。
後半、五関さんが寝たきりを予防するための「ピンコロ体操」を指導し、その後岩井さんは「おしゃれで脳トレ」にて役立つ予防法の提案をします。

最後に全体を通した質疑応答の時間も設ける予定です。


「認知症の予防には、運動(筋トレ)と脳の活性化(脳トレ)のどちらも必要なのですが、当日はもう一つ重要なポイントもお話ししたいと思っています。病気の苦しい現実を知ることだけではなく、どうしたら少しでも予防出来るかを皆さんに楽しく具体的に伝えていきたいです」(岩井さん)

いきいき認知症予防 概要

  • 開催日:2019年10月30日(水)
  • 時間:14:00~16:00 ※受付は13:30~
  • 場所:市川市文化会館3F 第5会議室
  • 人数:先着50名(※予定人数に達したところで受付終了となります)
  • 費用:2,000円(事前申し込みの場合、500円割引で1,500円)
  • 申込方法:電話(090-1420-7980 ※五関さん携帯)
  •      メール ikiikiikigai@gmail.com
  •      QRコード ※イベントチラシをご参照ください。

市川市文化会館 アクセス

12月には「いきいき生きがいプロジェクト@いちかわ」主催の「冬輝祭」が全日警ホールで開催される予定です。
今回の「いきいき認知症予防」で取り上げた内容を「冬輝祭」ではさらに拡充し、市民の皆さんにお届けしたいということです。

ライター:u1ro