「日没後、5分ぐらいの間が勝負なんです!」

その日の日没予定時間は、午後5:25頃。
カメラと広角レンズを詰めたリュックを背負い、彼は少年のような横顔で近隣の夕焼けスポットを目指し、颯爽と自転車で走り出しました。

10/20(日)「いちフェス2019」の一イベントとして、Shun Shirai写真展 at サイゼリヤ記念館「本八幡界隈 四季の風景」が開催されます。

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10/20(日)、本八幡のサイゼリヤ記念館でインスタグラマーShun Shiraiさんの写真展が開催されます

「インスタ映え」が巷間言われるようになって久しい。
世界中の人々が写真を掲載し交流するSNS(ソーシャルネットワークサービス)”インスタグラム”において、現在12,000以上のフォロワーを持つ市川市在住の写真家「Shun Shirai」さんが初の個展を開催します。

Shun Shiraiインスタグラムページ:https://www.instagram.com/shun033/

Shun Shirai写真展 イベント概要

  • 名称:本八幡界隈 四季の風景
  • 日程:2019年10月20日(日)
  • 時間:11:30~17:00
  • 場所:八幡一番街 サイゼリヤ一号店教育記念会館 特設ブース
  • 入場料:無料

※写真展 映像制作・デザイン協力 本八幡bot(https://twitter.com/motoyawata__bot

「お話しをいただいたとき、本当に嬉しくて…(写真展を)待っていてよかった!ここ最近、写真展をやってほしいというお声を少しずついただくようになりました。まさか、よりによってサイゼリヤ記念館で初個展を開催できるとは…出来過ぎです!」(Shun Shiraiさん)

写真家としてキャリア初の個展を開催することについて、嬉々とした表情で語ってくれたShun Shiraiさん。ほぼ毎日市内のどこかで写真撮影を行っており、多い日は1,000枚近く撮ることもあります。

「コンテストで賞を貰うとか、そういうのが目的ではありません。大好きな”街”がそこにあるから撮るというか…僕は市川という街にこだわって写真を撮り、SNSへ掲載しています」(Shun Shiraiさん)

インスタグラムでの投稿数は、3,400以上。(2019年9月29日時点)
お話しをうかがっているとShunさんからは、「街」という単語が多く登場します。

「地元市川の街の中で素敵な場所を少しでも多くの方に知ってもらえたらと思ったのが、インスタグラムに写真を載せ始めた動機です。街の表情は日々刻々と変化していきます。そういう『生きている』街に価値を見出して、皆さんと共有出来たら嬉しいです」(Shun Shiraiさん)

江戸を描いた浮世絵師に惚れ込んだその理由とは?

早稲田大学文学部に在籍し、都市社会学を専攻していたShunさん。卒業論文は東京(江戸)の街をテーマとしたもので、江戸東京博物館に行ってインスピレーションを得たと言います。

「写真を本格的に取り組む前から、僕は浮世絵の風景画に興味がありました。とりわけ歌川広重の作品に惹かれます。広重は江戸の名所にこだわって街を描いている」

江戸時代の浮世絵師である歌川広重は、大胆な構図を基にした風景画を多く遺しました。その特徴的な青色のグラデーションは19世紀後半のヨーロッパでは「ヒロシゲブルー」と呼ばれ、ゴッホやモネなど西洋の画家たちにも多大な影響を与えたことで有名です。

その歌川広重の代表作ともいえる「名所江戸百景」には、市川市内のある場所が描かれています。


引用:東京湾観光情報局


引用:浮世絵のアダチ版画

「江戸から東京へと時代が移ろう中で、広重が描いた江戸の景色は大幅に様変わりしているのですが、真間山と国府台のこの二箇所は基本的な地形や景観が今でもあまり変わっていません。名所江戸百景に市川が江戸の景勝地として2枚も描かれ、しかも今なおその貴重な景観を保ち続けていることに驚きと嬉しさが込み上げました。市川は深い歴史のある街だけに、撮れば撮るほど『風景の中に埋まっている歴史』が見えてくる瞬間があります」

市川発祥のイタリアンレストラン「サイゼリヤ記念館」で初個展を行うよろこび

今や全国的な外食チェーンとなったイタリアンレストラン「サイゼリヤ」は、ここ市川市を発祥の地としています。

その一号店である本八幡の記念館は、サイゼリヤの歴史や創業の精神を後世に伝えることを目的に、有志による維持、保存活動が続けられています。

今回、Shunさんの個展がこちらで開催されることになったのは、ウエダビジネス(八幡一番街の文具店)の店員さんがツイッターで見つけたShunさんの写真に惚れ込んだことがきっかけでした。

「いちフェス2019」の中で、サイゼリヤ記念館をどう活用するか思案中だったウエダビジネス店員さんは、市川の街を撮り続ける写真家「Shun Shirai」さんに白羽の矢を立てます。

「街にこだわって撮ってきた自分が、その街で写真展を開き、観に来てくれた人と目の前で繋がることが出来る。写真展にお越しいただいた人たちが、市川の街の風景を楽しんでくださったり、それを観ることで感じたものを誰かと語り合ったりしてくれたらこんなに嬉しいことはないです」(Shun Shiraiさん)

日々目にする街並みや通勤通学で歩いている道、それは一見平凡に思える日常の風景です。
しかし写真家Shun Shiraiの織り成す「風景画」には、日々の現実を肯定し、人それぞれの日常に輝きを与えてくれる力があります。

普段、スマートフォンやタブレットの中でしか見られない生の写真を目の前で体感出来る絶好の機会です。

「いちフェス2019」で美味しいものを食べ、本八幡界隈の四季の風景をご堪能ください。

参考記事:【32出店、新スポット「真実の口」も】10/20(日)第6回いちフェス2019@八幡一番街商店街が開催、商店会の自慢のグルメとジャズなどの生音楽が楽しめる!雨天決行

サイゼリヤ記念館 アクセス

※JR本八幡駅の北口と国道14号の間、右手に「八幡一番街商店街」があります。その路地を直進し、3分ほど歩くと左手にサイゼリヤ記念館が見えてきます。

ライター:u1ro