市川市役所本庁舎
市川市は2016年5月31日(火)、来年4月までに保育園の定員を1200人増やす「待機児童緊急対応プラン」を発表しました。


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大久保博市長は記者会見で、
「商業地も対象とし、事業者任せにせず、市も用地探しの手伝いをしたい」とコメントしました。

国が定めた基準でカウントした市川市内の待機児童数は、2016年4月1日現在、データが保存されている2012年以降最多の514人となっています。

これは千葉県で2番目、全国では9番目に多い数字です。

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今回発表された緊急対応プランの柱は3つ。

1、認可保育園の誘致
2、既存保育園の受け入れ拡大
3、小規模保育所の整備

まず1つ目の認可保育園の誘致は、

例年2月から始める認可保育園の事業者公募で、締め切りを5月末から7月末に延長し、認可保育園の誘致を図るというもの。

7ヶ所(増築含む)計380人だった今年度当初の予定を見直し15ヶ所計800人に増やすのが目標。(現時点で確定している候補地はありません)

新設する保育園については、駅前ビルの空きテナントを借り上げるなど商業地も活用する予定で、市が事業者に対し不動産情報提供などの支援を積極的に行っていきます。

2つ目の既存保育園の受け入れ拡大は、

約150人の定員増を目指します。

3つ目の小規模保育所の整備は、

定員19人以下の小規模保育所14施設を新たに整備し、200人の定員増を計画。

その他のプランとしては、

・市施設を活用し一時預かり事業を行う「いちかわ保育ルーム」を設置(設置場所は未定)
・保育士を確保するために生活準備資金を助成、現役保育士が大学などを訪問しPR
・設置改修費に対する補助率をアップ、備品購入費の補助

などがあります。

これらの施策を実施するにあたり、市は6月補正予算案に約1億9800万円を計上しました。予算が承認されれば、市の保育園整備も大きく前進しそうです。

ただ、今回の緊急対応プランは4月に私立認可保育園が開園を断念した問題を受けて、まさしく”緊急に”計画をまとめたもの。

全国的に大きな反響を呼んだから慌ててプランを立てたように見えますが、いじわるな見方をすると問題が起きてなかったこのプランは存在しなかったのか?

きっかけはどうであれ、市が本腰を入れて待機児童解消対策に取り組んでくれることを願います。そしてハードだけでなくソフト(保育の質)面も充実させてもらいたいですね。

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