「We speak passion!」
悠然とした表情で、この一言を唱えると『ママネーナの学校』の校長であるネーナ先生は、相好を崩しウィンクしました。


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4/4(月)英会話教室『ママネーナの学校』の市川教室が、京成市川真間駅近くに開校します

京成市川真間駅の国道14号側の改札を降り、小岩方面へ線路沿いを歩くこと約2分、英会話教室『ママネーナの学校』(市川真間教室)が見えてきます。(JR市川駅からは徒歩約7分)

今回、ママネーナの学校で、代表講師を勤める野村安奈(のむらあんな)先生から開校に向けたお話をお伺いすることが出来ました。

ママネーナが市川を選んだ理由、そして市川真間教室で実現したいこと

———『ママネーナの学校』は小岩、板橋と都内2箇所に教室が既にあります。今回市川市で新たに開校することになった経緯をおしえてください。

「正直なことを申し上げますと、当初、私自身は市川での開校に消極的でした。自らも講師として生徒たちに教えながら、ママネーナの経営に携わる立場で、自分のキャパシティに不安があったからです。ただ、市川在住の妹が散歩をしている時に偶然この物件を見つけ、マネージャーである弟からもプッシュがあり、開校に向けて前向きな気持ちになっていきました」(野村安奈先生のご発言。以降「   」内は、全て安奈先生の談です。)

———市川という場所を選んだ理由はありますか?

「本校の小岩教室が京成小岩駅前にあり、アクセスが良いのと、市川は街の雰囲気も落ち着いて、教育に対する考え方や意識の高い人々が多い印象をかねてより持っていました。この場所であれば、私たちの伝えたいことが、より幅広く普及出来るかもしれないという可能性を強く感じたからです」

他の教室では実現出来ていない構想を市川真間教室では是非充実させたい、と意気込む安奈先生。

「アドバンスクラスを設け、市川真間教室に定着させたいと考えています。英語によるコミュニケーション能力を高めるだけではなく、言語の楽しさ、気付きをより深く得られるためのアプローチです。楽しむだけではなく、少しずつ高いハードルを設定し、それをクリアしていく達成感を生徒さんに味わってほしい。アドバンスコースの他にミュージカルクラスやサイエンスクラスなどの導入も検討中です」

『ママネーナの学校』名前の由来と生い立ち

———ママネーナの学校の名前の由来をおしえてください。

「”ネーナ”は、私の母で校長のネーナ・ニコリッチ細中先生の名前から取っています。彼女はかつて40年間勤めていた専門学校では、皆から『ママ』と呼ばれ、親しまれていました。また、おおよそ8年間、有線のラジオ番組で子供向けの英語教育番組を持っていたことがあり、その番組名が『ママネーナ I can do it!』でした。そんなこともあり、ごく自然な流れで『ママネーナの学校』という名前に決まりました」

今年が開設から10周年の節目を迎えるママネーナの学校は、本校の小岩からではなく板橋教室からスタートしたようです。2012年、発足のきっかけとなった経緯は様々なご縁が重なった結果だった、と安奈先生は当時を振り返ります。

「私は当時、板橋区の職員として幼稚園の先生をしており、週に4回子供たちに英会話を教えていました。その幼稚園を退職する折、園長先生から『せっかく今まで続けてきたのだから、英会話だけでも継続してくれないか?幼稚園の敷地を場所提供するから』と仰っていただいたのです。ここが言わばママネーナ発祥の地ということになります」

カリフォルニア州立大学ロングビーチ校を卒業した安奈先生は、通算で9年のアメリカ留学経験があります。
大学時代はダンス科で学び、映画”AVATAR”では振付助手として参加した実績もあります。

「そもそも私は人に教えるということが肌に合っていたと気づかされました。劇団に入っていた時、自らパフォーマーとして活動していたのですが、自分自身が演じて人にジャッジされる難しさを感じ、楽しいけれど続けていくことに限界を感じていました。ただ、教えたり演出したりすることは自分に向いていると思っていました。子供を教える際、歌ったり踊ったり出来るのは大事なことです。これはパフォーマー時代に培った経験が活きました。その時に『向いてないかもしれない』と思っても、そこで投げてしまわずに取り組んだ結果、時を経てから導き出される答えがあるんですね」

ママネーナの情熱、夢、それを支える原動力とは?

———安奈先生が英語を教えるお仕事をする上で原動力となっているものは何でしょう?

「大きく3つあります。まず、母であるネーナ先生の教育理念や思い、それに基づいたメソッドを引き継いで残していきたい。2つ目は、ママネーナを発展させることが、家族や従業員の生活を守っていくことに繋がる点。そして、最後3つ目は、ある種の使命感のようなものが私を衝き動かしています」

———安奈先生を衝き動かす”使命感”について、詳細を具体的におしえていただけますか?

「教育の大切さという視点に立ったとき、生徒さんたち、特に若い世代だった場合、少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、社会の中での生き残り方や生きる力を養っていく、その手助けを私たちが担えたら最高だと思うのです。日本は島国で、極論すれば自分と異質な人が少ない環境にあります。ただ、ひとたび世界に出ると、昨今よく聞かれる”多様性”を肌で感じずにはいられません。馴染みのないところでも、応用力を持って対応出来る力を育みたい、変化に強くなってほしい。英語教育を通して、生徒さんたちをそのように導いていけることが理想であり、それが私の使命感と言えるかもしれません」

熱い口調で自身の教育観を語る安奈先生から、ほとばしる情熱を感じました。
まさに冒頭にあるネーナ校長からの『We speak passion』を体現しているのが、娘であり代表講師を務める野村安奈先生その人に他なりません。

———この先、10年、20年先を見据えてママネーナの学校をどのようにしていきたいですか?

「子供・大人に限らず、ママネーナに来ることで建設的な気持ちになり、有意義な時間を過ごせる。自ら学びたくなり勉強意欲が高まる。そしてここに来ると自分らしく居られる、毎週来るのが楽しみになる。そんな場所にしていきたいです」

ママネーナの市川真間教室開校に向けて

———最後に市川市へのイメージや市川教室開校に向けてお伝えしたいことがあればお願いします。

「先ほども申し上げた通り、市川市は教育水準が高く、そもそも教育への意識が高い方々が多い気がします。私たちの発信したいことが明確に伝わり、生徒さんに寄り添える丁寧な指導に努めて参りたいと思います。また地域との関わりを大切にしていきたいです。今はコロナ禍で難しさがありますが、市川市内での近所のイベントなどあれば積極的に参加して行きたいです」

ママネーナを経て、将来的に世界からスカウトされるような人材が輩出されるのが夢、と目を細める安奈先生。
春の訪れと共に、市川にもう一つ明るい空間の生まれる兆しを感じる、そんなインタビューとなりました。

英会話教室 ママネーナの学校(市川真間教室) 店舗情報

英会話教室 ママネーナの学校 公式Webサイト:https://mama-nena.com