2025年3月、市川市在住の40代男性がはしか(麻疹)に感染したことが判明しました。

※画像はイメージです

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市川市内ではしかの感染確認

千葉 市川 40代男性がはしかに感染 県内ではことし初確認

千葉県は、市川市に住む40代の男性がはしかに感染したと発表しました。県内で感染が確認されたのはことし初めてです。

市川市に住む40代の男性は、先月12日から15日にかけてベトナムに滞在し、帰国後の26日ごろから発熱や発疹などの症状が出たため県内外の複数の医療機関を受診していたところ、7日に県衛生研究所が行った検査ではしかに感染していることが確認されました。

ことし県内ではしかの感染が確認されたのは初めてで、男性は現在、自宅で療養していて快方に向かっています。

はしかは空気感染で広がり感染力が極めて強いため、県は男性が利用した電車の路線や時間帯のほか、医療機関の名前などをホームページで公開するとともに接触の可能性があると特定できた人には、個別に連絡を取っているということです。

その上で、同じ時間帯の電車などを利用し10日前後たってから症状が出た人は、医療機関を受診する前に最寄りの保健所に電話で相談してほしいと呼びかけています。

引用:NHK

「はしか」は、感染力が非常に強いのが特徴です。

はしかは空気感染もあるためマスクでは予防できません。

「はしか」の潜伏期間は10日程度。 最初はそう高くない発熱、鼻水、咳といった風邪の症状が出ます。 その後、2,3日で急に高熱が出て、全身に発疹が出ます。

免疫が低下している人にとっては怖い病気で肺炎や脳炎を起こして重症化する人もいます。

とくに注意が必要なのは妊婦さんと乳幼児です。

妊婦さんはワクチン接種ができず、はしかに感染すると、早産や流産の恐れがあると言われています。また、1歳未満の子供は定期接種前でワクチンを打っていない子が多く、感染すると脳炎や難病の恐れがあるといいます。

もし発熱したら、高熱でなくても早めに受診してください。

関連リンク:麻しん(はしか)に注意しましょう/市川市