【市川市】3年に1度「行徳五ヶ町例大祭」が10/11(日)開催、本行徳・本塩を神輿が1日かけて渡御

2026年10月11日(日)、本行徳・本塩エリアで「行徳五ヶ町例大祭」が開催されます。
本行徳1丁目~4丁目と本塩の5つの町で行われる、3年に1度の大祭です。
5つの町で共有する大きな神輿を、早朝から1日かけて各町が担ぎつないでいきます。
「さし」「放り受け」「地すり」と呼ばれる行徳独特の神輿のもみ方「行徳揉み」も大きな見どころです。
3年に1度「行徳五ヶ町例大祭」が10/11(日)開催
行徳五ヶ町例大祭は、江戸時代に行徳の中心地だった本行徳1丁目・2丁目・3丁目・4丁目・本塩の5つの町で行われる祭礼です。
| 祭り | 行徳五ヶ町例大祭 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年10月11日(日) |
| 開催地域 | 本行徳1~4丁目・本塩 |
| 開催 | 3年に1度 |
5つの町で共有する神輿を、それぞれの町の担ぎ手が順番につないでいくのが五ヶ町例大祭の大きな特徴です。
市川市の「市景瓦版」では、行徳の神輿文化や五ヶ町例大祭の流れについて詳しく紹介されています。
関連リンク:3年に1度の行徳五ヶ町例大祭が開催されます!|市川市
祭りは未明3時の「触れ太鼓」から始まる
五ヶ町例大祭は、未明3時の触れ太鼓から始まります。
本行徳の総鎮守・豊受太神宮で神事を行い、ご神体を神輿へ迎えたあと、「白丁」と呼ばれる人たちによって下新宿の稲荷神社へ神輿が運ばれます。
五ヶ町の祭りでありながら下新宿へ向かうのには、かつて五ヶ町の初代神輿を下新宿から譲り受けたという伝えがあります。
その縁から、現在も祭りの最初に下新宿の神社へ挨拶に向かう伝統が残されています。
本行徳1丁目から本塩まで5つの町を神輿が渡る
下新宿への渡御を終えると、いよいよ五ヶ町での神輿渡御が始まります。
神輿は、
- 本行徳1丁目
- 本行徳2丁目
- 本行徳3丁目
- 本行徳4丁目
- 本塩
の順に担ぎつながれていきます。
神輿を担ぐ「揉み手」は自分の町内しか担ぐことができません。
町と町の境では一度神輿をおさめ、各町から選ばれた「白丁」が次の町へ神輿を引き渡します。
町境を越えて五ヶ町をつなぐ、昔からのしきたりです。
最大の見どころ「行徳揉み」
行徳の祭りで特徴的なのが、神輿を豪快に動かす「行徳揉み」です。
行徳では神輿を「担ぐ」ではなく「揉む」、担ぎ手も「揉み手」と呼びます。
主な揉み方は3つあります。
| さし | 音頭取りの合図で「わっしょい!」の掛け声とともに神輿を高く差し上げます。 |
|---|---|
| 放り受け | 神輿を水平に放り上げ、両手首で受け止めます。神輿が宙に浮いている間に2回手をたたきます。 |
| 地すり | 神輿を地面すれすれまで下げ、神輿を中心に一回りします。 |
こうした「行徳揉み」には、五穀豊穣への感謝や神様を喜ばせる意味があると言われています。
豪快な動きと独特の掛け声は、行徳ならではの神輿文化を感じられる大きな見どころです。
町内渡御は24人の揉み手と2人の音頭取りで始まる
下新宿への渡御を終えたあと、五ヶ町での町内渡御は24人の揉み手と2人の音頭取りによって始まります。
神輿は五尺七寸という大きなもので、横棒を使わず2本の担ぎ棒だけで水平を保ちながら揉みます。
重い神輿を持ち上げ、放り上げ、地面すれすれまで下げる豪快な「行徳揉み」は、この祭りならではの光景です。
本塩・豊受神社でクライマックスの「宮入り」
早朝から5つの町を渡ってきた神輿は、最後に本塩の豊受神社へ到着します。
ここで迎えるのが、祭りのクライマックスとなる「宮入り」です。
市川市の資料によると、神輿の上にある鳳凰が鳥居をくぐると、祭りは終わりを告げます。
祭りを終わらせたくない揉み手たちは神輿を外へ押し戻そうとし、一方で役員側は神輿を境内へ入れようとします。
その攻防が何度も繰り返されるのも、五ヶ町例大祭の大きな見どころのひとつです。
その後、神輿は宮元へ戻り、神明社で「還御の儀」「御霊納」が行われ、長い1日が終わります。
「行徳の神輿文化と祭礼」は市川市指定無形民俗文化財
行徳は古くから神輿づくりが盛んな地域で、現在も神輿の製造や修理に携わる人たちが暮らしています。
地域で作られた神輿を使い、「地すり」「さし」「放り受け」といった独特の方法で祭礼を行う文化が受け継がれています。
こうした「行徳の神輿文化と祭礼」は、2024年11月3日付で市川市指定無形民俗文化財に指定されました。
五ヶ町例大祭も、その祭礼のひとつに含まれています。
3年に1度しか見ることのできない行徳五ヶ町例大祭。
行徳の歴史と神輿文化を間近で感じられる、貴重な1日となりそうです。
参考記事:千葉県市川市周辺で開催されるイベントまとめ【2026年10月】
参考記事:【市川市】今週のイベントまとめ(10/5~12)行徳街バル、各所で神輿、カワミュー、縄文まつり、いちかわスポーツフェスタも
関連リンク:市指定文化財「行徳の神輿文化と祭礼」|市川市
※上記内容は2026年10月7日時点の情報です。










