市川市動植物園のマンドリル「ジョディ」が35歳で亡くなる、30年間暮らす|マンドリル舎前に献花台
市川市動植物園は、マンドリルの「ジョディ」(メス)が2026年9月27日(日)に亡くなったことを発表しました。

35歳でした。

ジョディは1996年に札幌市円山動物園から市川市動植物園へやってきて以来、約30年間にわたって市川で暮らしてきたマンドリルです。

10月3日(土)には36歳の誕生日を迎える予定でした。

市川市動植物園では、マンドリル舎前に献花台を設置します。

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市川市動植物園のマンドリル「ジョディ」が35歳で亡くなる

市川市動植物園によると、マンドリルの「ジョディ」が9月27日(日)に亡くなりました。

35歳でした。

9月22日(火)の朝からいつもよりだるそうな様子が見られ、日中もほぼ外の巣箱の上で横になって過ごしていたということです。

普段のジョディには珍しく餌も残したため、翌日からは放飼場には出さず、部屋の中で様子を見ていました。

その後、食欲は回復したものの、

  • 餌をつかむ際に手がふるえる
  • 歩く際にふらつく
  • 座って過ごす時間が増える

などの変化が見られるようになりました。

9月26日(土)も餌はよく食べていましたが、その後、夜中から明け方にかけて急性胃拡張を発症し、亡くなったということです。

1996年に円山動物園から市川へ、約30年間暮らす

ジョディは1990年10月3日、札幌市円山動物園生まれ。

1996年に円山動物園から市川市動植物園へやってきました。

それ以来、約30年もの長い間、市川市動植物園で暮らしてきました。

市川市動植物園の過去の紹介によると、市川ではオスの「ゴン」とペアになり、出産も経験しました。

ゴンが2013年に亡くなった後は1頭で暮らし、高齢になってからも体調に合わせた飼育環境の中で過ごしてきました。

関連リンク:高齢マンドリルの生活環境について|市川市動植物園

35歳はマンドリルとしてかなりの高齢

市川市動植物園によると、現在、日本の動物園では約70頭のマンドリルが飼育されています。

その中でも30歳を超えている個体は非常に少なく、35歳というジョディの年齢はかなりの高齢だということです。

市川市動植物園が以前公表した資料では、飼育下のマンドリルの寿命は25~30歳程度とされ、国内で30歳以上まで生存した個体は非常に少ないことも紹介されていました。

長年にわたって市川市動植物園を訪れる人たちに親しまれてきたジョディは、まさに長寿のマンドリルでした。

昨年は肉芽腫で半年以上治療、6月に展示へ復帰

ジョディは高齢になってから何度も大きく体調を崩し、そのたびに回復してきました。

特に2025年には、顔にできた「肉芽腫」の影響で顔が大きく腫れ、半年以上にわたって室内で治療に専念しました。

腫れによって目が見えづらくなったり、鼻呼吸がしづらくなったりした時期もあったということです。

2026年に入ってからも患部への薬剤注射や吸入療法、投薬などによる治療が続けられました。

その後、症状が落ち着き、5月25日には久しぶりに屋外へ。

6月には一般公開が再開され、再び来園者の前に姿を見せるようになりました。

市川市動植物園によると、展示再開後は以前のようにのんびり外を散策したり、来園者の声に反応したりする姿も見られていました。

参考:マンドリル「ジョディ」の治療経過と展示再開について|市川市動植物園

10/3(土)が36歳の誕生日でした

ジョディの誕生日は10月3日。

亡くなった9月27日からわずか6日後に、36歳の誕生日を迎える予定でした。

市川市動植物園では、

「肉芽腫を乗り越えて6月にお客様の前に復帰し、大勢の方に喜んでいただきました。当然36歳の誕生日を迎えるだろうと確信していましたが、かないませんでした」

と、その思いを伝えています。

また、長年ジョディを見守ってきた飼育員からは、これまでジョディを愛してくれた人たちへの感謝もつづられています。

マンドリル舎前に献花台を設置

市川市動植物園では、ジョディを悼むため、マンドリル舎前に献花台を設置します。

献花台の設置期間については、9月28日に公開された市川市動植物園の案内では明記されていません。

ジョディにお別れをしたい方は、最新の案内を確認のうえ訪れてみてはいかがでしょうか。

関連リンク:マンドリルのジョディが亡くなりました|市川市動植物園

9/23にはレッサーパンダの「優花(ユーファ)」も亡くなる

市川市動植物園では、ジョディが亡くなる4日前の9月23日(水)にも、レッサーパンダの「優花(ユーファ)」が亡くなっています。

優花は13歳。死因は腸閉塞でした。

市川市動植物園で生まれた3つ子のうちの1頭で、飼育員に育てられ、その後は3頭の子どもを産み母親にもなりました。

優花を悼む献花台は、11月1日(日)までレッサーパンダ2号舎前に設置されています。

ジョディ、優花と、市川市動植物園で長く親しまれてきた動物たちの訃報が続いています。

参考記事:市川市動植物園のレッサーパンダ「優花(ユーファ)」が13歳で亡くなる、11/1まで献花台|9/26(土)は動物慰霊祭

市川市動植物園

  • 施設名:市川市動植物園
  • 住所:千葉県市川市大町284-1
  • 開園時間:9:30~16:30(入園は16:00まで)

1996年から約30年間、市川市動植物園で暮らしてきたジョディ。

高齢になってからも大きな病気を何度も乗り越え、今年6月には再び来園者の前に元気な姿を見せてくれました。

長い間、市川市動植物園で親しまれてきたジョディの訃報となりました。

※上記内容は2026年9月29日時点の情報です。献花台などの最新情報は市川市動植物園公式サイトをご確認ください。