市川市役所本庁舎
2017年2月15日、市川市の2017年度(平成29年度)当初予算案が発表されました。


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予算は主に福祉や道路、教育など市の基本的な事業を行うために設けられた「一般会計」と国民健康保険税などの特定の収入をもって特定の事業の費用に充てる「特別会計」があります。

私たちの生活に直結する一般会計は、前年度当初比2.8%増の1448億円で、3年連続で過去最高を更新しました。

平成29年度一般会計当初予算(歳出)1448億円の内訳は次の通りです。歳入については市川市公式サイトにてご確認ください。

(単位:千円)

平成29年度当初予算、平成28年度当初予算、構成比の順

  • 議会費 404,172 393,771 0.3%
  • 総務費 7,162,642 9,136,517 4.9%
  • 民生費 54,734,035 52,663,107 37.8%
  • 衛生費 15,510,931 14,789,205 10.7%
  • 労働費 115,119 139,895 0.1%
  • 農林水産業費 1,064,377 512,783 0.7%
  • 商工費 1,362,785 1,370,455 1.0%
  • 土木費 16,827432 13,275、338 11.6%
  • 消防費 766,898 618,747 0.5%
  • 教育費 8,420,303 8,750,749 5.8%
  • 公債費 8,024,000 8,227,000 5.5%
  • 諸支出金 74,000 59,000 0.1%
  • 予備費 100,000 100,000 0.1%
  • 事業経費合計(ア) 114,566,694 110,036,567 79.1%
  • 職員人件費(イ) 30,233,306 30,763,433 20.9%
  • 歳出合計(ア)+(イ) 144,800,000 140,800,000 100%

こうみると、総務費が減って、農林水産業費と土木費が増えていますね。

主な事業として、20年度に完成予定の市役所新庁舎の整備に73億3714万円、保育園の施設整備に8億841万円を計上しているとのこと。

また人口規模が似ているお隣の松戸市の一般会計は、過去最大だった前年度当初比4.4%減の1457億円で、保育士対策事業として3億円3152万円、幼稚園での預かり保育に2億2518万円、放課後児童クラブ事業に6億3459万円計上しています。

どちらも子育て関連には力を入れている印象です。

尚、施政方針、具体的な施策や予算の細かい内訳については、4月頃の広報いちかわで発表されるのではないかと思います。

私たちの納めた税金が市川市の発展に有効利用されることを願っています。