葛飾八幡宮の夏越の大祓(なごしのおおはらえ)に行ってきました、茅の輪くぐりで無病息災を祈願する神事
2017年6月30日(金)、市川市・葛飾八幡宮で行われた「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)/大祓式」に行ってきました。
アクセス 葛飾八幡宮
場所は八幡4丁目、京成八幡駅より徒歩4分です。
半年間の罪やけがれを祓い、残り半年間の無病息災を祈願
葛飾八幡宮では6月と12月の年に2回、大祓式を行います。
この夏越の大祓(大祓式)とは、1年の半分となる6月30日に半年間の心身の罪や穢れを祓い、残り半年を無事に過ごせるよう祈願する神事です。
この日、日中は雨がぱらつきぐずついた天気でしたが、開始時刻の午後6時には雨がやみ、多くの参拝客が訪れていました。
こぬさで穢れを祓い、茅の輪をくぐる
午後6時、宮司の大祓の言葉が読み上げられます。
参拝者は参道で整列、しばらくして榊でつくられたこぬさを巫女から受取り、自身の体を左・右・左と三度祓い、こぬさに三度息を吹きかけます。
この儀式はこぬさばらえと呼ばれるものです。
その後、再度整列し、茅(かや)で作られた大きな輪をくぐる「茅の輪くぐり(ちのわくぐり)」を行い罪や穢れを祓います。
参拝者は大きな茅の輪を本殿から見て左回り・右回り・左回りと三度くぐり、最後に拝殿に向かって手を合わせます。
これで終了となりますが、時計を見ると午後7時をまわっていました。
参列者の人数により所要時間は変わってくると思いますが、今回は約1時間ちょっとでした。
人形に穢れを移し神前にお供えも
大祓式の前に社務所では人形(ひとがた)を配布しています。
人形(和紙)に自分や家族の名前と年齢を記入し、身体に左・右・左となで付けます。
最後に人形に息を三回吹きかけ、心身の穢れを人形に移します。
葛飾八幡宮ではこの人形を神前にお供えし祓の神事を行います。
人形をお供えしなくても大祓式には参列することはできますが、お供えする場合は、式が始まる前(午後4時まで)に人形とお賽銭程度のお気持ちを社務所に納めます。
人形にはペットの名前も書くことができます。
これからの半年間を新たな気持ちで
イチ子と息子は初の体験。
会社帰り、子供連れで訪れている人も多かったです。
大祓式を通して、半年間無事に過ごせてありがとう、これからの半年も日々を大切に過ごしていこうと心が清められました。
次回の大祓式は12月31日午後4時です。