2025/10/23
【JAいちかわ行徳支店の新店舗】隈研吾さんがデザイン設計、神輿の担ぎ棒をモチーフ
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/6ed56c76e123d5d6636ed5a67aadd8ee485a4426
市川市湊新田にある「JAいちかわ行徳支店」が、建築家・隈研吾さんの設計によって新店舗へと生まれ変わることが発表されました。
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JAいちかわ行徳支店が隈研吾デザインで新生へ!地域のランドマークとして再出発
隈研吾さんが手がけるJA初のプロジェクト
隈研吾さんといえば、自然素材を活かした温かみのある建築で知られる世界的建築家。
今回の行徳支店は、JA施設としては初めて隈さんの設計が採用されるということです。
新店舗は鉄骨造2階建て、延床面積約1480㎡。施工は積水ハウスが担当し、完成は2027年5月末を予定しています。
地元文化を反映したデザイン:神輿の担ぎ棒がモチーフに
行徳といえば、江戸時代から続く神輿文化が根付いた地域。
隈さんはこの伝統を建築に取り入れ、外観の木調アルミルーバーには「神輿の担ぎ棒」をモチーフにした意匠を採用しています。
地域の誇りを建物に込めることで、地元住民とのつながりをより深める狙いがあるそうです。
地域と調和する空間づくり
内装には千葉県産の杉材を使用し、「和」と「自然」を表現。
市川の海をイメージした波打つ「折れ天井」の大会議室や、自由に出入りできるキッチンスタジオなど、地域に開かれた空間が随所に設けられています。
防災・地域貢献の拠点として
敷地内には井戸を掘り、災害時にはマンホールトイレとして活用できる設備も整備予定。
さらに、完成までの過程を動画で記録し、特産品「市川のなし」の紹介映像とともに来訪者が視聴できる仕掛けも計画されています。
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