出典:市川市動植物園公式X(https://x.com/ichikawa_zoo/status/2019643309875163241/photo/1

市川市動植物園の子猿「パンチ」がSNSで話題になっています。千葉県市川市のサル山で、自分と同じくらいの大きさのオランウータンのぬいぐるみを抱えて暮らす生後約半年の男の子。
その愛らしい姿の裏には、人工哺育で育った子ザルが「群れの社会」に踏み出す、健気で切実な物語がありました。


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市川市動植物園のパンチとは?

パンチくんは、市川市動植物園のサル山で暮らすニホンザルの男の子です。
市川市動植物園の公式Xによると、2025年7月26日に生まれ、誕生直後に母親から放置されてしまったため、飼育員さんが保護してミルクで育てる「人工哺育」で成長しました。

本来ニホンザルの赤ちゃんは、母親にしがみつきながら群れのルールを覚えていきます。ところがパンチくんは、人に育てられた期間が長かったため、サルとしての距離感やコミュニケーションを学んでいる最中です。

なぜ話題に?

話題の中心は、パンチくんが肌身離さず持ち歩くオランウータンのぬいぐるみ。
赤ちゃんザルは「何かに掴まっていないと不安になりやすい」ため、タオルやぬいぐるみを試した結果、パンチくんはそのぬいぐるみが一番落ち着くようになり、今も大切に抱いているそうです。

そしてもう一つが、“群れ入り”の挑戦。
パンチくんは2026年1月19日から群れで過ごし始めたと、園の公式投稿でも紹介されています。
人間に育てられてきた子が、いきなりサル社会に入るのは簡単ではありません。ぬいぐるみを抱えながら少しずつ周囲を観察し、距離を測り、サルとして生きる練習をしている姿が、多くの人の心を動かしています。

X上に応援コミュニティができたそうです。
ハッシュタグ「#がんばれパンチ」で検索すると皆さんの投稿をみることができます。

パンチを見るには

パンチくんは、市川市動植物園のサル山(ニホンザルの展示エリア)で見学できます。園の動物紹介でも「サル山ではニホンザルが暮らしています」と案内されています。

見学のコツとしては、園のイベント「どうぶつたちのパクパクタイム」を狙うのもおすすめです。毎週日曜日と祝日の15:00にニホンザルのパクパクタイム(採食の様子を観察できる時間)が紹介されています(※天候や動物の状態で変更・中止あり)。

※動物は日によって行動が変わります。パンチくんも“群れの練習中”のため、会える・会えないはタイミング次第。焦らず、静かに見守るスタイルでの観覧がいちばんです。

動植物園にはおさるーむがオープン予定!

市川市動植物園では新しいサルの共有放飼場「おさるーむ」が3月20日(土)に正式にオープンします。こちらもどうぞお楽しみに!

市川市動植物園 施設情報

  • 公式Webサイト:https://www.city.ichikawa.lg.jp/zoo/
  • 住所:〒272-0801 千葉県市川市大町284番地1
  • Tel:047-338-1960
  • 開園時間(動物園):9:30〜16:30(入園は16:00まで)
  • 休園日(動物園):毎週月曜日(祝日と重なった場合は翌日)、年末年始
  • 入園料(動物園):大人 440円(税込)、小人 110円(税込)※未就学児無料
  • 駐車場:入口ゲート隣接の民間駐車場(約240台)、普通車 500円/日、バス 2,000円/日
  • アクセス:北総線「大町駅」から徒歩約30分。バス:本八幡駅北口発→動植物園行きは土日祝のみ運行