【今日は何の日・市川市】4月11日|大洲防災公園が開園した日
市川にまつわる記念日を紹介するコーナー、「今日は何の日・市川市」
今回もプレゼンターはなうたが市内の過去の出来事「今日は何の日?」をご紹介します。
本日4月11日は 大洲防災公園が開園した日 です。
出展:http://www.city.ichikawa.lg.jp/gre04/1551000004.html
大洲防災公園は、2004年(平成16年)4月11日に開園しました。
開園の背景として、このあたりは都心に近いという利便性から市街化が進み、以前から安全で快適な街づくりが課題となっていました。
2000年(平成12年)3月、この地域で長く操業を続けてきた明治乳業株式会社・市川工場の移転に伴い、その移転跡地の活用として防災公園街区整備事業が立ち上がりました。
2000年11月に住民による整備検討会が発足し、翌年の2001年に公園の都市計画決定、2002年に都市公園事業の承認。
2002年11月から2004年3月まで工事が行われ、同年4月11日に開園を迎えました。
大洲防災公園は、2.8ヘクタールの広い面積を有します。
平常時は憩いやレクリエーションの場として、災害時は江戸川の緊急用船着場や隣接する急病診療所と一体となって、一時避難場所や救援拠点、輸送の中継拠点として機能します。
所在地は、市川市大洲1-18、JR市川駅南口から徒歩約20分、
市川駅南口の「本八幡駅行き」バス「大洲防災公園」バス停下車すぐです。
4月の初旬に大洲防災公園に足を運んでみました。
こちらが案内図。
遊具や健康器具のある広場は幅広い年齢の人でにぎわっていました。
ピクニックができるテーブルとベンチもあります。
ピクニック広場では事前申請と規約を守ることでバーベキューをすることも可能です。
※道具は各自持参、かまど・コンロの設置はありません。詳しくは市川市公式サイトをご確認ください。
公園の一角には「ローゼンハイム広場」があります。
市川の交流都市であるドイツのバイエルン州ローゼンハイム市との友好関係をさらに広める目的のようです。
見ごろを迎えたらとても美しい広場になりそうです。
そしてこの公園の大きな役割である防災機能についても随所に説明がありました。
このベンチ、有事の際はかまどとして利用できる「かまどベンチ」です。
災害豆知識の書かれたベンチ(右)も。
地下に設置された耐震性飲料用貯水槽では、1万人の避難者に対して3日間分の飲料水が確保されているそうです。
平常時は少年野球等に利用できる多目的広場は災害時はヘリポートとして機能します。
かまどベンチのほかにもテントが張れるパーゴラなど災害時用の機能が備わっています。
はなうたが公園を訪れた4月初旬は、お天気も良く、
多くの人がピクニックや咲き始めの桜を楽しんでいました。
災害が起こらないことを願うばかりですが、有事の際にとても心強い存在であると感じました。
緑もあり遊ぶ場所も広い素敵な公園だったので、今度はレジャーシートとお弁当を持って訪れたいです。
「今日は何の日・市川市」、4月11日は 大洲防災公園が開園した日 でした。
【大洲防災公園】
- 場所:市川市大洲1-18
- TEL:047-379-3577(園内管理事務所)
- 駐車場:あり(25台)最初の90分間は無料、それ以降は30分ごとに100円
- トイレ:あり(車いす対応型もあり)