引用:市川市公式Webサイト

本八幡北口再開発(パティオからスクランブル交差点までの間に2棟のタワマン建設計画)の続報です。

2025年9月、「本八幡駅北口駅前地区市街地再開発組合 組合設立認可」がおりました。

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10/24、市川市の公式Webサイトにてお知らせがありました。

関連リンク:本八幡駅北口駅前地区第一種市街地再開発事業について/市川市

本八幡北口再開発事業について

「本八幡駅北口駅前地区第一種市街地再開発事業」は、老朽化した建物が密集するエリアを、住宅・商業・業務・公益施設が融合した都市空間へと再構築するプロジェクトです。

再開発のポイント
所在地:市川市八幡2丁目(JR本八幡駅北口ロータリー東側)
敷地面積:約9,900㎡
延床面積:約114,900㎡
総戸数:約870戸
構造:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)
着工予定:2027年度
竣工予定:2030年度

ツインタワー構成
南棟:地上44階・地下2階、高さ160m
地下:駐車場
1〜3階:商業・業務施設
5〜44階:共同住宅

北棟:地上21階・地下2階
地下:駐車場
1〜2階:商業・業務施設
3階:公益・集会施設
5〜21階:共同住宅

両棟は地下や歩行者デッキで接続され、JR本八幡駅とも連携した導線が整備される予定。さらに、南棟西側と北棟西側にはそれぞれ約200㎡の広場が設けられ、地域住民の憩いの場としても機能します。

歴史と地域性を活かした設計
再開発区域には「パティオ本八幡」や「サイゼリヤ1号店教育記念館」など、地域の記憶を刻む建物が点在。東西には「八幡一番街商店会」が貫いており、これらの空間的・文化的継承も意識した設計が進められています。

「サイゼリヤ1号店」は、再開発区域内に位置するため2026年までに取り壊される予定。創業当時の姿を残す教育記念館として親しまれてきたが、街の再構築に伴いその歴史的建物も姿を消すことになる。地元では移設保存を望む声もあるが、今のところ計画は未定。

交通アクセスの強み
本八幡駅はJR総武線、都営新宿線、京成本線の3路線が利用可能。東京駅へは約25分、新宿駅へは約42分と、都心へのアクセスも抜群。再開発後は駅との接続性も向上し、通勤・通学・買い物の利便性がさらに高まる見込みです。

事業協力者と体制
このプロジェクトには、三井不動産レジデンシャル、東京建物、野村不動産、大成建設などの大手企業が参画。コンサルタント業務は都市設計連合が担当しており、民間と行政が連携した強力な体制で進行中です。